ラパスは人と車がめちゃめちゃ多くて
標高も高いし坂だらけやし
ちょっと歩くだけで息がきれて大変やん
ペルーの人よりもなんだかクールで
厳しい顔した人が多いわ
プーノの和やかさが懐かしくなって
ちょっぴりさみしい気分になったり
ボリビアの最大の目的地
ウユニ塩湖にいくために
はたまたバスの長距離移動
しかし移動ばっかりでつかれるなあ
何をこんなにがむしゃらになってんのかしら私
ふっとしらっともしたりするけれど
でもあの白銀の世界に呼ばれた気がして
そうだわ
行かねば
あの世界へ
バスの座席は広め
隣は10歳くらいのオンナノコ
ウユニに暮らしていて今から帰るって
出発していきなりいびきかいて寝だした
どこでも寝れそうなタフな寝顔が勇ましい
夜中過ぎ頃
オンナノコがお母さんを呼びに行って
いきなり隣で娘を抱きかかえて寝始め
二人席なのに三人座って
ええ うっっそーーん
ぎゅうぎゅうなんですけど
しゃあないなあ
砂漠の砂利道を
味わったことないくらいの
でこぼこ道を
朝方ひたすら走るバス
体しびれてきました
朝の六時にウユニ着
二泊三日のウユニ塩湖ツアー
ラパスからのバスの道のりは
かなりのクレイジーなアトラクションで
体がまだびくびくうずいてる
ああ
眠いしどうしようもないなあ
出発時刻は10時頃
それまでソファーで一眠り
じりじりと温度があがっていく
光の中に入っていく
ツアーの車はトヨタの四駆
どのツアーの車もトヨタ
すげえな トヨタ
さっすが トヨタ
ツアーのメンバーは
デンマーク人のカップル
スイス人のカップル
メキシコ人と私
そしてスペイン語しか話さない
タフなドライバー
みんな旅なれた人達
ドライバーはご飯も作ってくれる
トマトときゅうりとアボガドとチーズ
何肉かわからない噛み切れない肉
初めてたべたキヌワは感動的なおいしさ
デザートにスイカ
影がいっさいない塩湖の上に立てた
即席パラソルもむなしいほど
右から左へ陽射しはすぐにやってくる
サングラスがなかったら完全に視力を失うくらいに
すべてが光
ばっきばっきの白の世界
この塩湖の下に大量のリチウムが埋まっていて
日本をふくむ世界各国の企業が資源開発に
名乗りをあげているようです
人間は地球に生かされていることを
もっともっとしらなければいけない
神様この美しい世界を
どうかお守りください