2011.02.13
クスコからマチュピチュ村へ
時差ぼけで夜中3時に目がさめる
しとしと外は雨降り
まだフロントも起きたて朝の5時半にtaxiを呼ぶ
雨の中向おう マチュピチュ村へ行ける
ポロイ駅まで車を走らせる
すりばち状のクスコの街の砂利の坂道を
えらく慣れた若い荒い運転手は猛スピードで飛ばす
後部座席でごろんごろん転がって
右へ左へ うっそーーん
ドライバー
チップにはしたたかです
天空の城
こんな高い場所まで どうやって石運んだんやろか とか
どうやって生活してたんやろか とか
どんな 顔してたんやろか とか とか
疑問だらけですが
とにかくここによばれてきたことに意味があるのかないのか
でも そんなことすら どうだっていいと思うのです
ゆっくりするね
太陽がすべてに反射して
影でさえ 眩しいのです
絶壁の斜面を
大の字になって
滑り落ちたい衝動にかられる
フワフワとあがる気持ちだけが
てっぺんの頂に舞い上がる
記憶の焦点があう
フラッシュバックやん
見たことある風景
感じたことある感覚
てくてく てくてく
てくてく てくてく
歩きまわった
シダ植物は行ったことないジャングル
歯についてはなれない固いポップコーン
近づけば離れるアルパカ
勢いの速い川
天候の激しい空
思い出すことも忘れて
せっせとせっせと
追っかけた
夢中になって
陽は落ちた