2014.11.14
そもそも、、、
そもそもわたしは、、、
そんな気分になる
小さなときわたしはずっとショートヘアーだった
カリメロみたいに丸く母親にカットされて
うなじはじょりじょりとなり
兄にはドイツ兵といつもいじられ笑われた
短い髪はシャンプーやドライヤーなどの手間を省けるので
忙しい母親の仕事をちょっとでも
増やさないためだと思っていた
「あんたは短いのが似合ってるんやで~」
母はいつもわたしの頭をなでて そう言った
長い長い髪にどれだけ憧れたことか
時にポニーテール 時に三つ編み 四つ編みまでも
いろんなバリエーションが楽しめる
うなじなんかは ふわっと逆立ち
風に吹かれ そよぎ
ガーリーでフェミニンで かわいいい
そして何より もてる!
いつも いいなあ かわいいなあと
風になびくクラスの女子の髪を
遠目でうらやましげに見つめたもんだ
大人になってもショートヘアーばかりだったのは
ちょっとでも伸びれば切られていた習慣が
残っていたせいなのかもしれない
しかし、、ここ数年のわたしはロングヘアーだった
憧れたロングヘアーだった
そう、、 「だった」
東京に来てずっと切ってくれてる友達の愛ちゃんに
バッサリやってもらった
うん。。。
やっぱりわたしはこっちの方がいい
そもそものわたしってこうなんだ
と思っている。。。
「あんたは短いのが似合ってるんやで〜」
大阪に帰ったら 母はわたしの頭をなでて
きっとそう言うにちがいない