ハバナの街をぶらついていたら
広場で偶然ライブが行われていた
アフリカンルーツなリズムと歌声
聴いたことの無いハーモニー
どうやって構成されてるのか
まったく拍子のとれないリズム
だけど、ブレイクや展開がぱしーーっと
合う瞬間が曲中で何度もあって
ひえっ あれまっ っといといっ あっ またあ?
って放されては 引っ張られて
何度も体を揺さぶられた
素面なのに飛ばされる感じ
そんな音に合わせて
子供や大人が
立ち代わり目の前でヒラヒラ踊るもんだから
ほんと夢を見てるみたいだった
素晴らしすぎて
涙がでてくる
横に座ってた アナ雪のティシャツを着た5歳くらいの女の子が
いきなり食べてたポップコーンを2個くれた
白いアジア人が珍しかったのか
寂しそうに見えたのか
わからないけど
日本のポップコーンとはまた違う味がした
ああ
やばいなあ
うれしいなあ
いま あたし
生きてるなあ
って
ほんとに
幸せだった
別の日
サンティアーゴで見た広場で演奏してた
この写真の盲目のおじいさん
ぼっこぼこのバケツを手で叩いて音を調節して
ボロボッロの空き缶をマラカスにして
民族音楽てきな歌を歌ってる
ふううって 曲を終わらせては
お金が入った
ボッコボコのペットボトルのお札を
小さくって真っ黒なかすっかすっの手で一枚一枚大事に数えている
っで小さく息をすってまた歌い出す
このじいさま90歳だって、、、
すげええよ、、すごすぎるよ、、、
じいさま、、、
しぶすぎるよ、、じいさま
一度みたら目が離せないよ、、
すさまじい激動のキューバの90年を生きてきたじいさま
歌詠ってる このじいさまの
姿はもうもはや菩薩です
キューバの時代の生き証人です
うう じいさま、、
おら、、、おらあ、、
まだまだやれるでよーーー