知らずにチラシのかっこよさにやられて
行った写真展
生と死
の間を行き来する人間の強靭さと格闘を
モノクロの世界で魅せるパワーに
ものすごい美しさを感じた
なまなましく あらあらしく
時に傷つけられるくらい
リアルな風景
平和な時代に生まれ生きて来た自分に
厳しく訴えかけてくる写真1枚1枚
ジャーナリストではないと言う本人が
美を思い撮り続けたこの写真が
国を越え 時代を越え
日本にすむ私たちがある種 芸術として
今 触れる事ができているなら
芸術とは人間にとってとても強く
かけがえのないものなんだと強く思ってしまった
それは しびれれば しびれるほど
やられれば やられるほど