年末恒例のこのイベント
今年で１４年目です

１回目から来てくれている人もいてくださります
２回目　いや５回目からの人も
いや初めての人だってきっといるはずです

エゴラッピン変わらないようであり
変わり続けているようでもあり

私たちにとったら変わらず長く歌いつづけてきた曲たちも
聴いている観ている人たちにとったら
その時々でその曲から見えてくる風景はきっといつも違う
それはみんなの日々の暮らしや人との関わり合いが
１４年と言う長いようで短い歳月をかけて
ちょっとづつ変わり続けているからなのだと思う

色彩のブルースで昔の恋人を思い出す人や
くちばしにチェリーで眼鏡をずらす男子や
A LOVE SONGで涙するアラフォー女子や
それを横目で見る人が
やっぱりエゴのライブは熱いなあと感じたりすることや

思い出のその曲が変わらずに流れ出すことが
自分がどこか残してきたことや忘れていたことや
忘れられないことや
やりのこしたことや叶ったことや
捨てきれなかったことなどの
暮らしの変化のセンチメンタルさを感じて
癒されたり熱くなったり爆発したりするのだと思う

そう思ったら
キネマ倶楽部の１４年のライブの熱気や空気やムードを作ってきたのは
私たちじゃなく観に来てくれたみんななんだ

そう思ったら
なんだか涙がでてくるくらい感動する

１４年なんてたいした月日じゃないが
なんだか自分にとって
いろいろ思い出す時の長さだ

一年の終わりは振り返ることもたくさんあって
自分がそんなセンチメンタルになってしまった

ほんとにみんなほんとに
ありがとう

これからも変わらずに歌い続けて
いこうと思います

みなさま　良いお年を
メリークリスマス